猫は幸せだったことしか覚えていない
2021年 03月 15日
いつものように、あたたかいお布団の中で
枕元には
親しい人たちから届いたお祝いのメッセージ。
この人生で得た宝物たちと
改めて、噛み締めました。
先日、一方的にフォローをさせて頂いている
猫沢エミさんのおうちの飼い猫
イオちゃんが
保護をして
一緒に暮らしてから1年半。
病気が発覚し、悲しみに沈む中
エミさんは
愛する家族と共に過ごす
『神様は健気に生きたこの子へ
穏やかな最後の時間をくださった』
綴られた文章の中から垣間見える
一貫して貫かれた美しい思想。
イオちゃんは
息を引き取るその瞬間まで
ゴロゴロと喉を鳴らしてくれていたそうです。
亡くなったその日の記事は
うっかり会社帰りの電車の中で開いてしまい
夜道、人目もはばからず
近頃、眠る間に
パラパラとめくっているのは
という
猫にまつわる話をまとめたエッセイ本です。
開腹手術にまで至ってしまった
入院すること5日間。
めでたく退院することになったその日
「誤飲した子は、必ずと言っていいほど
繰り返しますので十分に気を付けてください。」
「残念ながら、コウハイちゃんは
そのうちすっかり忘れてしまうでしょう。
恐らく、梅干しの種を見れば
猫とは、楽しかったことだけを記憶する、
…笑ってしまうほど
おバカな話なのですが
常に、正しいことを!
益のあることを!!
そうやって
どこからもってきたのか分からない
信念を固持して生きていくことの
なんと、窮屈なこと。。
我が家の猫ちゃんも
持ち上げると
つきたてのお餅みたいに
グネグネふわふわ変幻自在
お気に入りのものが
そこにあっても
寒い日でも
暑い日でも
いつでも100点満点幸せそう。
見つめ合う
彼女の瞳には
私に対する信頼と愛しか存在していなくって
彼女を見ていると
幸せとは
環境がもたらすものではなく
才能が作るものなんだな。
ということを痛感させられます。
それでは、またね。